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Monday, February 02, 2015

翁長知事への手紙―埋め立て承認撤回の宣言を!

沖縄在住の宮島玲子さんからの翁長知事への手紙を紹介します。

知事への手紙はここで受け付けています。
http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/kohokoryu/kense/chiji/tayori.html

【翁長知事へのお手紙】
前略ごめん下さいませ。

 日々、沖縄県知事として、140万県民のためにご尽力下さり誠に有難うございます。
...
さて、本日お手紙を認めましたのは、他でもありません。

 辺野古新基地建設阻止に向けた知事のお考えについて詳しくお伺いしたくペンを取った次第です。

ご存知のように辺野古シュワブゲート前での県警、そして大浦湾での海保の行動は、もはや犯罪的と言っても過言ではありません。

 非暴力に徹している市民に対し有無を言わせぬ圧倒的な力で威圧し、危険極まりない暴力の行使により怪我まで負わせている状況が継続されています。

県警を率いるのは翁長知事だと伺いましたが、幾度要請しても聞き入れられないのであれば、県警本部長を更迭、或いは予算の凍結といった対応もお考えになっているでしょうか。

ありとあらゆる方策を練り、様々な手段を講じなければ、取り返しのつかないことになります。

そして、何よりもシュワブゲート前では24時間体制の座り込みが続いている中、市民の疲労もピークに達していることを知事はご存知でしょうか。

 皆さん、日中の仕事を終え夜中にパトロールをし、寝ずに又仕事に戻られるのです。

 一度ご体験されればお分かりになるかと思いますが、この寒風吹き荒ぶ時期、テントの中では一睡も出来ません。

 又いつ資材搬入のための大型トラックが入るのかという緊張感で心身ともに疲弊し、まさに疲労困憊の日々が続いています。

家族との団欒をも犠牲にし、自分達の命を削り、辺野古の海を守ろうとしている市民を一日も早く普通の生活に戻してあげたい、温かい布団でゆっくりと休める、そのような日々を送れるようにしてあげたい、そう願わない県民はいないはずです。

知事も勿論、県民と同じくそのように切望されていることとお察し致します。

そして、それが出来るのはご存知のように、知事自らの埋め立て承認取り消し・撤回以外にはありません。

日本政府の暴挙は許し難い、言語道断な行為です。

 工事中止の要請をしても全く歯牙にもかけぬ民主主義国家として恥ずべき行為です。

 前知事の埋め立て承認を印籠のように示しながら、まさに牙を向いて私達県民に襲いかかって来るこの状況下、もはや一刻の猶予もありません。

まずは知事自らが、埋め立て承認の撤回宣言をし、同時に書面で日米両政府にその宣言文を速やかに送って下さい。

埋め立てに瑕疵があるか否かの判断を待っていれば、辺野古の海は取り返しのつかないことになり、海上で、そしてシュワブゲート前で日夜尽力している市民達の犠牲は筆舌に尽くし難いものとなるでしょう。

まずは声高らかに承認の撤回を、その後取り消しに向けて委員会の方々と協議し策を練れば良いのではありませんか。

一分一秒も、もはやこの段階では無駄には出来ないことを、知事が一番ご存知かと思います。

 県民の民意で今回知事になったのだと仰っている頼もしいお言葉と共に、ぜひ一日も早い承認・撤回宣言をして頂きたいと願うばかりです。

知事からの頼もしいお返事をお待ちしております。

時節柄くれぐれもご自愛下さいませ。

かしこ

****************

上記の他に、下記の文章も付け加えておきました。

知事へのお便りには必ずお返事が頂けるということですので、再度質問を要約します。

① 県警本部長の更迭、あるいは予算の凍結を考えておられるのか。
考えていないのであれば、その理由は何か。

② 海上工事を止めることが喫緊の知事の仕事だと思うが、埋め立て承認撤回宣言をするつもりは、おありなのか。

もし、ないとすれば、どのように現場の工事を速やかに止めることが出来るのか。その策を教えて頂きたい。

お手数をおかけ致しますがご回答のほど、どうか宜しくお願い申し上げます。

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